Sreed EBISU+Cは2023年12月に竣工した賃貸オフィスビルで、サッポロ不動産開発が手掛ける「Sreed」シリーズの一つです。「Sreed」シリーズは成長企業のために恵比寿エリアに建てられた小規模オフィスビルです。スタートアップ企業やベンチャー企業など、これから急成長していく会社にとって人気の高い造りになっています。
Sreed EBISU+Cは恵比寿駅から徒歩4分の好立地に位置し、ビジネスの拠点として利便性が非常に高い点も特徴の一つといえるでしょう。
今回はそんなSreed EBISU+Cの概要や注目ポイントについて解説します。
Sreed EBISU+Cの概要
はじめにSreed EBISU+Cの概要を見ていきましょう。
物件概要
住所 | 東京都渋谷区恵比寿1-21-17 |
竣工年月日 | 2023年(令和5年)12月26日 |
構造 | 鉄骨造(S造) |
規模 | 地上9階建(9階は屋上及びPH) |
敷地面積 | 67.40坪 |
延床面積 | 325.91坪 |
用途 | 店舗(1~2階)、オフィス(3~8階) |
交通アクセス | JR山手線 「恵比寿」駅 徒歩4分 東京メトロ日比谷線 「恵比寿」駅 徒歩6分 |
竣工が2023年12月なので、オフィスは真新しく感じられるでしょう。想像力を掻き立てるユニークな外観で、新たなアイディアを生み出す効果が期待できます。スタイリッシュで高級感のあるエントランスも魅力的です。
9階の屋上にはテラスが設置されているので、ちょっとした休憩をしたいときなどに有効活用できます。1~2階は店舗用途、3階以上はオフィス用途となっています。
貸室概要
基準階面積 | 37.80坪 |
天井高 | 3~7階:2,850mm 8階:3,000㎜(配線ダクト下端まで) |
エレベーター | 1基(11人乗) |
情報通信設備 | 無線Wi-Fi(個別契約不要)※1~2階除く |
空調 | エアコン、全熱交換器 |
セキュリティ | 機械警備・顔認証 |
建物設備 | 入居者専用屋上テラス、宅配ボックス |
貸室の面積は37.80坪と、小規模オフィスですが、スタートアップ企業やベンチャー企業など急成長を目指す企業としては、ちょうど良い面積といえるでしょう。また、天井はスケルトン仕様であり、想像よりも広々とした部屋に感じられます。
無線Wi-Fiが完備されており、セットアップオフィスを導入しているため、入居工事や移転にかかる時間やコストを削減できるメリットがあります。機械警備のほか、顔認証などのセキュリティシステムが備わっているため、重要情報を管理する会社でも安心して入居できます。
交通アクセス・周辺環境
Sreed EBISU+CはJR恵比寿駅から徒歩4分の場所に位置しています。
恵比寿駅はJR山手線、埼京線、湘南新宿ライン、東京メトロ日比谷線が乗り入れているため、都内だけでなく、神奈川、埼玉方面へのアクセスも良好です。駅周辺にはバス停も多いので、特に都内でビジネスをする企業にとっては、非常に利便性の高いエリアといえます。
また、アトレ恵比寿や恵比寿ガーデンプレイスなど大型商業施設があり、飲食店やコンビニも多く、ランチや、仕事帰りの買い物にも便利です。さらに恵比寿は住みたい街ランキングで上位に入ることが多く、幅広い世代から人気があります。
そのため、恵比寿エリアにオフィスを構えていれば、企業のブランドイメージ向上、採用活動の活発化、顧客の信頼アップなどにつながることが期待できます。
成長企業におすすめ!セットアップオフィスの魅力
Sreed EBISU+Cの大きな特徴として、内装や家具、設備が最初から備え付けられているセットアップオフィスを導入している点があげられます。フロアごとに内装などが異なるので、事前に条件などを把握しておくことが大切です。
ここでは各フロアの特徴について解説します。
セットアップオフィスとは
セットアップオフィスとはビル側があらかじめ貸室の内装工事を行い、入居可能な状態にしたうえでテナントに引き渡す方法です。
一般的なオフィスに必要な執務スペース、応接室、会議室、ラウンジといった空間を作るほか、家具、什器なども用意され、オフィス移転にかかる時間を短縮したり、内装工事にかかる費用を抑えたい企業におすすめです。
特に会社が安定するまで設備投資や人件費に多くの費用を要するスタートアップ、ベンチャー企業などに適しているため、成長企業向けに建てられたSreed EBISU+Cでは、ほとんどのフロアでセットアップオフィスを導入しています。
居抜きオフィスとの違いは何か
ここまで解説を読んで「居抜きオフィスと何が違うのか?」と疑問に思った方もいるでしょう。
居抜きオフィスは基本的に前テナントが残した内装や家具、什器などを引き継ぐ方法なので、ほとんどのものは中古品で、使用感などが残っていたり、機能が劣化していたりするケースがあります。
一方、セットアップオフィスはテナントが退去した後、ビル側で内装をリニューアルする場合が多く、その際は新鮮で快適なオフィス環境が得られる可能性も。
フロアによって異なるSreed EBISU+Cのオフィスを紹介!
Sreed EBISU+Cではフロアごとに内装などが異なります。以下が3階から8階までのオフィスの仕様です。
3階 | フルセットアッププラン(内装・什器付) |
4階 | ハーフセットアッププラン(内装付)※什器は無し |
5階 | ハーフセットアッププラン(内装付)※什器は無し |
6階 | ハーフセットアッププラン(内装付)※什器は無し |
7階 | フルセットアッププラン(内装・什器付) |
8階 | フルセットアッププラン(内装・什器付) |
※什器(机、椅子、ロッカー、キャビネット)
3・7・8階のフルセットアッププランは、成長企業にとって最適なオフィス環境となっています。ビジネスに必要な什器が完備され、入居後はすぐに業務を開始できます。
さらにフルセットアッププランでは退去時の原状回復工事が原則不要で、ビジネスの成長に合わせてスムーズに移転できるのも大きな利点といえるでしょう。ハーフセットアッププランは内装費用を抑えつつ、自由にオフィス設計もできる点がメリットです。
フルセットアッププランの紹介
フルセットアッププランの3・7・8階フロアの様子を紹介します。
3階フロア
このように机、椅子、打合せスペースなど業務に必要なものはすべてそろった状態で、全体的にスタイリッシュで清潔感のあるデザインとなっています。
カフェスペースもあるので、ちょっとした息抜きをしたいときなどに活用できます。トイレは男女別に設置されており、ウォシュレット機能付き、女性用トイレにはプライベートボックスが備わっているのも嬉しい点です。
また、床荷重2900N/㎡(295.71kg/㎡)なので、重量のある什器や備品を搬入することも可能です。
7階フロア
家具・備品の配置に違いがあり、3階とは雰囲気が異なるオフィス内装になっています。木目調の床材が用いられ、観葉植物、ソファなどが設置されており、カフェ風のオフィスとなっています。リラックスした雰囲気で仕事をしたい会社に適した環境といえるでしょう。
8階フロア
レイアウトは7階と似ていますが、オフィスの雰囲気は3階に似ています。1階上がるとすぐ屋上テラスに出られるので、テラスを有効活用したい方にとっては、魅力的に感じるでしょう。
ハーフセットアッププランの紹介
次にハーフセットアッププランを見ていきます。
4・5階フロア
※4・5階フロアは同様のオフィス内装となっているので、まとめて紹介します。
セットアップオフィスと違い、机や椅子などが配置されていないため、自由に設計可能です。キッチンカウンターや会議室は備え付けのものが用意されています。
モノトーンのオフィス内装なので、落ち着いた雰囲気で仕事をしたい企業におすすめです。
6階フロア
基本的な造りは4・5階フロアと変わりありませんが、木目調の床材が設置されているため、暖かみのある空間に感じられます。リラックスした雰囲気のオフィスで仕事をしたい企業は、6階フロアがおすすめです。
共用部の注目ポイント
共用部であるエントランス、屋上テラスも魅力的な造りになっています。それぞれの特徴を紹介します。
エントランスホール
ビルの顔であるエントランスホールはこちら。
出入り口は木目調の天井が設置されており、賃貸オフィスというよりマンションのような雰囲気を感じられます。
エントランスホールの方まで向かっていくと、壁面にIoT機材が設置されているのがわかります。こちらでセキュリティの管理をしており、カードや顔認証によって入退館の管理をしています。
屋上テラス
屋上テラスの様子を見てみましょう。
周辺の街並みを望むことができ、休憩用のベンチも設置されているので、息抜きをしたいときに立ち寄りたいスペースです。共用エリアに該当するため、他フロアの企業とちょっとした交流もできるかもしれません。
成長企業に最適なSreedシリーズ(Sreed series)
Sreedシリーズはサッポロ不動産開発が「発芽するワークプレイス」をコンセプトに立ち上げたオフィスブランドです。Sreedの名前はサッポロ不動産開発の英文表記「Sapporo Real Estate」の頭文字「SRE」と「Seed(種子)」を掛け合わせ、これから大きく成長していく企業を支えるオフィスでありたいと願い、名付けられました。
挑戦する企業・個人・チームにビジネスの種を芽吹かせ成長していく場を提供したいという想いから誕生したSreedシリーズでは、10坪~60坪の小規模の賃貸オフィスを通じて、企業の成長を全面的にサポートしています。
一般オフィスだけでなく、ハーフセットアップ、フルセットアップオフィスまで用意しているので、スタートアップから成熟企業まで、あらゆるニーズに応えられるでしょう。恵比寿エリアは文化や社交の中心地でもあるので、成長・発展をして次のステージへの飛躍したい企業にとって、最適なオフィスブランドといえます。
Sreed EBISU+C以外にはどんな物件がある?
SreedシリーズはSreed EBISU+Cのほか、4つの物件があります。それぞれの規模や竣工日などの情報をまとめます。
物件名 | 竣工 | 規模 | 敷地面積 | 延床面積 |
Sreed EBISU | 2019年3月 | 地下1階、地上8階建 | 71.81坪 | 379.15坪 |
Sreed EBISU 2 | 1993年2月 | 地下1階、地上5階建 | 52.96坪 | 161.88坪 |
Sreed EBISU EAST | 1993年4月 | 地上9階建 | 93.52坪 | 393.94坪 |
Sreed EBISU+t | 2023年1月 | 地上9階 | 31.29坪 | 170.09坪 |
比較的新しい物件であることがわかるでしょう。Sreed EBISU 2、Sreed EBISU EASTは1993年の物件ですが、リニューアル済みなので、築浅物件のような快適な環境が期待できます。
サッポロ不動産開発とは
Sreed EBISU+Cの建築を手掛けたサッポロ不動産開発は、サッポロビール株式会社の連結子会社であり、オフィスビル、商業施設、マンションなどの開発・運営を行う不動産会社です。サッポロビールは恵比寿に本社を置いており、恵比寿の街と深い関係があり、このエリアで様々な事業を展開しています。
サッポロ不動産開発は、サッポロビールとの連携を強化しながら、恵比寿の街づくりに貢献していくことを目指しており、Sreedシリーズはそんな事業の一環でもあります。
まとめ
Sreed EBISU+Cは最新設備やセキュリティシステムが整っているだけではなく、セットアップでありながらも企業ごとのカラーを思う存分に出せるデザインの柔軟性を兼ね備えた魅力的な賃貸オフィスビルです。
成長企業向けに建てられたSreedシリーズの一棟なので、恵比寿エリアにオフィス移転し、業務拡大を目指したいスタートアップ企業、ベンチャー企業などにおすすめです。JR恵比寿駅から徒歩4分の場所にあるので、交通アクセスはもちろん、周辺施設も充実しており、ビジネスの拠点として申し分のない好立地といえます。
恵比寿エリアでこれから成長を目指したい企業は、是非Sreed EBISU+Cへの移転のご検討をしてみてはいかがでしょうか。
Sreed EBISU+Cの周辺施設
【商業施設】
恵比寿ガーデンプレイス
【住所】
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-20
【商業施設】
THE WESTIN TOKYO | ウェスティンホテル東京
【住所】
〒153-8580 東京都目黒区三田1-4-1
【番外編】Sreed EBISU+C 周辺ランチ情報5選
Grillマッシュ(グリルマッシュ)
恵比寿ハンバーグの至宝
恵比寿でハンバーグが食べたい時、ぜひ足を運んでみてください。その名も「マッシュ」。ここでは、まさにハンバーグの至宝が味わえます。本物の粗挽きハンバーグの極致がここにあります。肉の質感と味わいは絶妙で、滑らかすぎず、濃厚すぎず、ちょうど良いバランスを保っています。
そして、お店の雰囲気も居心地抜群。程よい接客で心地よさが広がります。何度も訪れたくなる、そんな魅力が詰まったお店です。また、ご飯のお代わりも可能ですし、ボリュームサイズも選べるので、ガッツリと食べたい時にも最適です。
【お店】
Grillマッシュ(グリルマッシュ)
【住所】
東京都渋谷区恵比寿1-21-7 大谷ビル 1F
【営業時間】
ランチ
全日 11:30~15:30
ディナー
火~日 17:00~22:00
【L.O】
ランチ
全日 15:00
ディナー
火~日 21:00
【定休日】
月曜日のディナー(祝日の場合は営業)
【アクセス】
JR山手線「恵比寿」駅より徒歩5分
土鍋炊ごはん なかよし はなれ
バランスの取れた定食、美味しい土鍋ご飯がおかわり自由で大満足
まるで古民家を訪れたかのような雰囲気の『土鍋炊ごはん なかよし はなれ』。手作りの定食が美味しいと評判です。定食の小鉢は、一つ一つが心を込めて作られ、口にするたびに幸せな気持ちに包まれます。
そして何よりも魅力的なのは、美味しい土鍋ご飯がおかわり自由であること。バランスの取れた定食は、食欲をそそり、多彩な種類から毎回異なる味わいを楽しむことができます。恵比寿エリアでのランチをお楽しみの際は、ぜひこのお店を訪れてみてください。きっと、満足できること間違いありません。お昼頃は少し並ぶこともありますが、回転が早く、待ち時間も短いようです。
【お店】
土鍋炊ごはん なかよし はなれ
【住所】
東京都渋谷区恵比寿1-21-5
【営業時間】
月~木、土日祝 11:00~22:30
金 11:00~23:00
【L.O】
月~木、土日祝 22:00
金 22:30
【定休日】
無休
【アクセス】
JR山手線「恵比寿」駅より徒歩3分
手打 親鶏中華そば 綾川
青竹の麺、心地よい食感と絶品スープ
こちらは青竹打ち麺と親鶏スープが評判の『手打 親鶏中華そば 綾川』。青竹で手打ちされた麺と親鶏スープの組み合わせは、シンプルながらも深みのある味わい。この黄金色に輝くスープは、一昼夜をかけてゆっくりと熟成されたもので、その豊かな旨味と香りが特徴です。
畳のテーブルで提供されることで、食事がより趣深いものになります。また、青竹で打たれた麺は見た目も美しく、食感はもちもちしており、つるつるとした喉ごしを楽しむことができます。チャーシューや鶏皮、メンマなどの具材も、最高に美味しく満足度が高い一杯です。
【お店】
手打 親鶏中華そば 綾川
【住所】
東京都渋谷区恵比寿1-21-18 ライツ恵比寿1F
【営業時間】
全日 11:00~21:30
麺売り切れ次第終了
【定休日】
無休
【アクセス】
JR山手線「恵比寿」駅より徒歩3分
TEA GATE COFFEE(ティー ゲート コーヒー)
心に響くおもてなし、極上の珈琲
2022年にOPENした「TEA GATE COFFEE」は、恵比寿の静かな路地裏に佇む、アートギャラリーカフェです。2階には、茶室を彷彿とさせるこじんまりとした空間が広がり、落ち着いたひとときをお過ごしいただけます。心地よい空間と上質なおもてなしの中で美味しいドリップ珈琲はいかがですか?
【お店】
TEA GATE COFFEE(ティー ゲート コーヒー)
【住所】
東京都渋谷区恵比寿1-22-23 ヴェラハイツ恵比寿 1F
【営業時間】
月、水~日 10:30~19:00
【定休日】
火
【アクセス】
JR山手線「恵比寿」駅より徒歩3分
タリーズコーヒー エビススバルビル店
Wi-Fiと共に、贅沢なカフェひととき
店内は明るく、開放感があり、ガラス張りの壁からは外の景色を見渡すことができます。一杯一杯心を込めて作られるコーヒーは、本当に素晴らしく、その豆の質の高さが味わいに表れています。朝は7時30分から営業しているのでモーニング利用にとても便利です。この居心地の良い空間は仕事をするにもリラックスするにも最適な環境で、Wi-Fiも完備されています。
【お店】
タリーズコーヒー エビススバルビル店
【住所】
東京都渋谷区恵比寿1-20-8 エビススバルビル 1F
【営業時間】
月~金 7:30~19:00
土日 8:00~18:00
【定休日】
営業時間・定休日は変更となる場合があります。事前に店舗にご確認ください。
【アクセス】
JR山手線「恵比寿」駅より徒歩5分