東京都港区にある芝公園のほど近くに、1フロア約290坪の大型オフィスビルが誕生しようとしています。
(仮称)御成門計画は、オフィスワーカーの聖地として知られる新橋が目の前という立地でありながら、芝公園の歴史や自然のあたたかみも纏ったハイスペックオフィス。自由なレイアウトを可能にする無柱空間と、東京タワーを望める抜群の眺望が、従業員のパフォーマンス向上や業績アップを狙う企業から、熱い注目を集めています。
今回は2025年7月の竣工予定に先駆けて、完成後をイメージして作成したCG・VR画像をご用意しました。室内のレイアウトサンプルイメージもありますので、港区へのオフィス移転を検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください!
(仮称)御成門計画の概要
まずは(仮称)御成門計画の概要をご紹介します。
物件概要
建物名称 | (仮称)御成門計画 |
所在地 | 東京都港区新橋6丁目1番1,2,3,4,5,6,7(地番) |
竣工 | 2025年7月(予定) |
設計 | 鹿島建設株式会社・株式会社プランテック・株式会社建築設備設計研究所 |
施工 | 鹿島建設株式会社 |
構造 | 鉄骨造 |
規模 | 地上19階・地下2階・塔屋2階建て |
敷地面積 | 1,971.98㎡ |
延床面積 | 24,447.96㎡ |
エレベーター | 乗用:20人乗り×6台(うち2台は車いす兼用) 非常用:17人乗り×1台(車いす兼用) |
駐車場 | 53台(機械式) |
※2024年4月時点の数値のため、計画の進行により設備や仕様等が変わる可能性があります。
基準階概要
基準階面積 | 968.20㎡(292.88坪) |
天井高 | 2,800mm |
床仕様 | OAフロア(H=100mm) |
床荷重 | 500kg/㎡(ヘビーデューティーゾーン1,000kg/㎡) |
空調 | 個別空調・加湿機能付き |
(仮称)御成門計画は、港区新橋6丁目で建設が進められている複合オフィスビルです。地上19階建て・地下2階建てで、1階には店舗、2階・3階には保育所が入居し、4階から上がオフィスフロアになる予定です。
【360°VRツアー】
交通アクセスと御成門について
続いて、移転先のオフィスを決める際に必ずチェックしたい、交通アクセスと周辺環境について見ていきましょう。
交通アクセス
(仮称)御成門計画の魅力の1つに、東西南北へのスムーズな移動を可能にする交通アクセスの良さがあります。
【利用可能路線】
都営三田線「御成門」駅 徒歩2分 東京メトロ日比谷線「神谷町」駅 徒歩11分 都営大江戸線「大門」駅 徒歩11分 JR線・都営浅草線・新交通ゆりかもめ「新橋」駅 徒歩12分 |
(仮称)御成門計画の最寄りである都営三田線は、南は目黒駅、北は西高島平駅までを結ぶ形で、東京を縦断する路線です。途中で接続している路線の数はなんと15本! 会社の最寄りに三田線があると、営業で都内を移動したり、多方面から通勤したりするのにとても便利なんですよ。
ビルから12分ほど歩いたところには、JR線やゆりかもめを利用できる新橋があります。東京モノレールが出ている浜松町駅も徒歩圏内です。
東京の主要な駅までの移動時間は、大手町まで5分、品川駅まで15分以内、東京駅まで20分以内、渋谷・新宿駅まで30分以内。さらに羽田空港まで約30分、成田空港まで約80分と、都心各エリアへのストレスフリーなアクセスが可能です。
交通アクセスのいいオフィスへの移転は、従業員満足度向上のきっかけにもなるので、優秀な人材を多く採用したい企業におすすめです。
御成門エリアの周辺環境
(仮称)御成門計画が誕生しようとしているのは、芝公園から続く緑の美しい日比谷通り沿い。前面が片側3車線道路になっている視認性抜群の立地です。
港区の御成門エリアは、東京タワーの麓にある観光地としての顔を持つ一方で、新橋や浜松町にも近いのでビジネス街としても栄えています。
御成門駅北側は、幅広い規模のオフィスビルが集中しており、ビジネスパーソン向けの飲食店も多く立ち並んでいます。特に西新橋5丁目・6丁目には、おひとりさまでも入りやすい定食屋さんや居酒屋・バルが多く、1日のご褒美に立ち寄る方の姿も多く見られます。
御成門駅南側は、お寺や公園、学校などがあるエリア。特に、自然あふれる芝公園は明治6年に造られた歴史ある公園として知られており、桜・梅・紅葉など、季節ごとに異なる表情を見ることができます。春には東京タワーをバックに桜を見られるスポットとして有名で、周辺企業でも芝公園をお花見会場に選ぶことが多いのだそうですよ!
ちなみに芝公園には、駅名の由来になった「御成門」のある増上寺もあります。
「御成門」というのは、地位や家柄の高い方のお墓参りを迎えるために造られた門のこと。増上寺は徳川将軍の菩提寺(先祖代々のお墓があるお寺)で、将軍家がお参りの際に使っていたのだそうです。関東大震災や戦争の被害をかいくぐった歴史的にも貴重な建造物で、今は通り抜けることはできませんが、東京プリンスホテルの駐車場で目にすることができます。
徳川家康公の没後も芝公園周辺には多くの歴史的建造物が建てられ、家康公の後の6人の将軍やその子女が眠ると言われています。
御成門という土地は、新橋や浜松町といったビジネスの中心としての役割を持つ一方で、日本の歴史を現代に伝える存在であるとも言えるのです。
外観デザインとオフィスエントランス
御成門についての話はこのくらいにして、ここからは(仮称)御成門計画のビルスペックをご覧いただきます。
1階には店舗、2~3階には保育所があり、4階から上がオフィスフロアです。地下2階には53台分の機械式駐車場も完備しています。
エントランス前は開放的なピロティになっています。
鮮やかな緑をふんだんに取り入れて人々が自然と集まる場所に。壁面のグリーンは空気の浄化や遮熱効果もあり、ヒートアイランド現象の軽減にも役立ちます。
エントランスホールも自然の光をたっぷりと取り込み、あたたかい雰囲気で来訪者を出迎えます。
オフィスビルの外観やエントランスは、企業の第一印象を左右する部分でもあるので、ぜひ重視して選びたいところですよね。
オフィスフロア(4~19階)
(仮称)御成門計画の基準階はワンフロア約290坪。133.09坪と159.79坪の二分割まで対応可能です。
一般的なオフィスの天井高は2,400〜2,500mm程度であることが多いのですが、(仮称)御成門計画の天井高は2,800mmとかなり高いつくりになっています。
こちらは入居後のイメージ画像です。あえて大きなパーテーションや壁を設置せず、背の低いキャビネットを配置したり、タイルカーペットの色を変えたりすることで、開放感を残してゾーニングすることが可能です。
また、室内は窓側に柱を配置した整形フロアになっているので、レイアウトの自由度が高いのが大きな特徴として挙げられます。
こちらは近年人気が高まっているABWのイメージ画像です。ABWというのは、従業員自らが自由に働く場所を選べるよう、さまざまなスタイルのワークスペースを設けたレイアウトのことを言います。
(仮称)御成門計画のオフィスフロアは、部屋の真ん中に邪魔な柱がないので、室内を自由にレイアウトしたい企業にぴったりです。
ビルの南西側の窓からは東京タワーが見えます!ワークスペースはもちろん、社員同士が気軽に交流できるカウンターを造ってもいいですね。
窓にはLow-E複層ガラスという窓ガラスを採用しています。2枚のガラスが重なってできた窓ガラスで、太陽光を遮断したり、外気温が室内に伝わるのを防いでくれたりする、省エネ性能の高さが特徴です。室内の空調効率を高めてくれるので、光熱費の削減につながります!
さらにLED照明には、自動調光センサーも搭載しています。室内の明るさを感知して、自動的に光量を調整してくれるという優れもの!室内の明るさを一定に保ってくれるので、季節や時間帯を問わず、常に快適な環境で作業できますよ。
共用部
オフィスフロアの各階には、男女別トイレと防災備蓄倉庫があります。セキュリティ対策と併せて見てみましょう。
男女別トイレ
男女別トイレはモノトーンを基調としたスタイリッシュな内装です。大きな鏡とゆったりとした手洗い場で、身だしなみを整えたり歯磨きをしたりするときも快適に過ごせそうですよね。
防災備蓄倉庫
(仮称)御成門計画ではさまざまな防災対策が考えられており、各フロアに防災備蓄倉庫のスペースが確保されています。
地震や台風などの災害発生時に、オフィスに一時待機することを想定し、非常用の食料や飲料水などを保管しておくためのスペースです。
自然災害の多い日本だからこそ、「万が一に備えて何が必要か」を考えながら働くことができる点がうれしいですね。
セキュリティ対策
(仮称)御成門計画では、非接触型ICカードシステムを採用し、部外者が貸室内に侵入するのを防ぎます。建物の出入り口も、早朝と夜間はICカードを持っている人だけが出入りできます。エレベーターについている不停止機能を利用すれば、営業時間外に従業員以外の人がフロアに降りてくる心配もありません。
また、1階にある防災センターで、24時間・365日の有人管理を行っています。防犯だけでなく、空調・衛生・照明・防災などの設備を一括監視しているため、いつでも安心してビジネスに集中できる環境が整っていると言えるでしょう。
防災・環境・BCP対策
上記でご紹介したように、単に通勤しやすく働きやすいだけでなく、見えない部分のスペックも高いのが(仮称)御成門計画の魅力です。ここからはビルの防災対策・BCP対策・環境対策についてご紹介します。
最先端の制振構造
(仮称)御成門計画では優れた強度と耐震性を確保するために、最先端の制振構造「CFT造」を採用しています。
CFT造というのは、鋼鉄製の管の中にコンクリートを詰めた構造のこと。断面は小さくてもとても頑丈なので、室内の開放感を損なわずに耐震性をアップさせられるのだそうですよ。
また、大きな地震による鋼材のたわみを防ぐために、「座屈拘束ブレース」という最新の制振装置も導入しています。この装置が地震の揺れを吸収し、建物へのダメージを最小限に抑えてくれるという仕組みです。
地震大国とも呼ばれる日本でビジネスを発展させるには、十分な耐震性を備えたビルかどうかにも着目したいですよね。
「ZEB Ready」認証取得
(仮称)御成門計画は、建物全体で行っているさまざまな環境対策が評価され、環境性能評価「ZEB Ready」を取得しています。
「ZEB Ready」というのは、一次エネルギー消費量を基準値より50%以上削減した建築物に与えられる認証で、5段階あるZEB認証のうち上から2番目にあたります。
具体的に行っている対策としては、既にご紹介したLow-E複層ガラスや自動調光機能付きのLED照明のほか、高効率な空調室外機や、太陽光発電システムの採用などです。
企業が自社だけで環境対策を行うことは、コスト的にも技術的にも決して簡単なことではありません。その点、(仮称)御成門計画のように環境性能の高いビルを移転先に選ぶことで、企業イメージのアップや光熱費の削減など、さまざまなメリットを得られるんですよ。
非常時の事業継続に向けた取り組み
地震や台風といった自然災害のほか、テロや事故、ウイルス流行などの非常事態が発生した際に、事業への影響を最小限に留め、速やかに復旧し事業を継続できるような体制を整えるのが「BCP対策」です。
(仮称)御成門計画では、2つの変電所から電力供給を受ける「2回線受電方式」を採用しています。万が一1回線が使用不能になった場合でも、予備回線でビル全体の電力を賄えます。
さらに2回線がダウンした場合でも、非常用発電設備を利用することで、事業継続に必要な電力の72時間分の供給が可能です。
2011年の東日本大震災以降、大きな災害や人災が発生した際の事業継続を課題として挙げる企業が増えました。いつ何が起きるかわからない現代の日本でビジネスを成長させたいなら、オフィス移転を機に自社のBCP対策も見直し、安全性の高いビルへの入居を検討することが大切です。
ゆとりのビジネス空間でフレキシブルな働き方を
(仮称)御成門計画は、芝公園の歴史や自然のあたたかみを彷彿とさせる、気品とやすらぎが詰まったオフィスビルです。
竣工は2025年7月を予定していますが、日比谷通り沿いの広大な敷地で建設が進められているため、これからどんなビルが建つのか、既に大きな注目を集めています。
自由なレイアウトを可能にする無柱空間は、多様な働き方を求める現代のビジネスパーソンにぴったりの環境。オフィス移転を機に、従業員のパフォーマンスや企業イメージをアップさせたいという企業の方は、(仮称)御成門計画への移転を検討してはいかがでしょうか?
【360°VRツアー】
(仮称)御成門計画の周辺施設
【ホテル】
芝パークホテル
【住所】
〒105-0011 東京都港区芝公園1-5-10
【観光】
東京タワー
【住所】
〒105-0011 東京都港区芝公園4-2-8
【番外編】(仮称)御成門計画周辺ランチ情報5選
之村
名店『之村』で、秘伝のタレとごま油の風味を楽しむ。
こちらの『之村』さんは、ミシュランガイドのビブグルマンに選ばれたことがある名店です。50年以上愛され続けてきた秘伝のタレと香ばしいごま油の風味が口の中で広がる海老だけで作った絶品のかき揚げが人気です。
一口食べれば、その独特の味わいに心奪われること間違いなしです。職人さんの丁寧な手仕事の技が光る美味しい天ぷら料理をぜひご堪能ください。
【お店】
之村
【住所】
東京都港区新橋6-13-13 1F
【定休日】
日・祝日
【アクセス】
都営地下鉄三田線 「御成門」駅より徒歩4分
イシマツ食堂(IshiMatsu食堂)
もちもち生パスタと驚きのコスパ!イシマツ食堂で絶品ランチを
もちもちの食感が特徴の生パスタが絶品のこちらのお店は『イシマツ食堂(IshiMatsu食堂)』さんです。ランチタイムには1,100円で選べる2種類のパスタに、サラダと味玉がついてくるというのは驚きのコスパです。
パスタの量を同一料金で選べるのも嬉しいポイントです。おいしいパスタとコスパの良いランチメニューで、リピーターが増えるのも納得のお店です。ランチの選択肢として、ぜひ訪れてみてください。
【お店】
イシマツ食堂(IshiMatsu食堂)
【住所】
東京都港区新橋6-14-4 和田ビル 1F
【定休日】
土日祝
【アクセス】
都営地下鉄三田線 「御成門」駅より徒歩4分
THE CORE KITCHEN/SPACE
開放感溢れる空間で、新しいクリエイティブな時間を。
ダイニングと大型イベントスペースが融合した斬新なコンセプトを持つこちらの『THE CORE KITCHEN/SPACE』さん。店内は大きなガラス窓と高い天井が特徴で、明るく開放的な空間が広がっています。100席以上の席数を誇り、様々なシーンでの利用が可能です。
ランチタイムのデリセットは、前菜2種、サイドディッシュ3種、メインディッシュ3種からそれぞれ選べるのが人気です。ドリンクも2種類から一つ選べ、おかわり無料です。オフィスに持ち帰って楽しむこともできるのも嬉しいポイントです。
【お店】
THE CORE KITCHEN/SPACE
【住所】
東京都港区新橋4-1-1 新虎通りCORE 1F
【定休日】
不定休
【アクセス】
都営地下鉄三田線 「内幸町」駅より徒歩5分
コーヒー 葵 (COFFEE 葵)
心まで満たされる極上のCOFFEE
ビルの脇の小道の突き当りにある蔦の絡まったアンティークな佇まいの小さなカフェ『コーヒー葵』さん。ゆっくり丁寧に淹れられたコーヒーの香りと味に驚きます。口に含んだ瞬間の爽やかでフルーティな香りとのど越しのコーヒーの香り、2段階にやってくる香りと酸味が心地良く心底癒されます。
葵さんのお店でひと時を過ごすと優しいおもてなしを受けたような満たされた気持ちになります。手書きで書いてくださる素敵なラベルが欲しくてテイクアウトのコーヒー豆も購入してしまいました。ゆったり時間の流れる空間は是非ひとりで訪れてくださいね。
【お店】
コーヒー 葵 (COFFEE 葵)
【住所】
東京都港区虎ノ門3-9-1 栄寿寺アパート 1F
【定休日】
月・日
【アクセス】
東京メトロ日比谷線 「虎ノ門ヒルズ」駅より徒歩4分
エクセルシオールカフェ 御成門駅前店
エクセルシオールカフェで、効率とリラクゼーションを手に入れる。
日比谷通り沿い御成門交差点の近くに位置するこちらの『エクセルシオールカフェ 御成門駅前店』さんは、快適な作業環境を提供しています。席数は60席以上あり、Wi-Fiや電源も完備されているので、珈琲を楽しみながらパソコン作業することができます。
2階には喫煙ブースも設けられているのも良いですね。仕事の合間やリラックスタイムを過ごす最適な場所として近隣のサラリーマンの憩いの場として人気があります。
【お店】
エクセルシオールカフェ 御成門駅前店
【住所】
東京都港区西新橋3-24-8
【定休日】
不定休
【アクセス】
都営地下鉄三田線 「御成門」駅より徒歩1分
※営業時間は各店舗にご確認ください。