新ダイビルは、大阪市北区堂島浜に位置する、高さ148m、31階建てのオフィスビルです。
2015年に竣工したこのビルは、大阪のビジネス街の中心である中之島・堂島エリアにそびえ立つ高層ビルとして有名です。
新ダイビルの最大の特徴は、屋上緑化や中庭、水景などの自然要素を取り入れた、リラックスできる空間です。オフィスで働きながらも、緑や水のある環境でリフレッシュできるのは嬉しいですよね。
この記事では、そんな新ダイビルの魅力について詳しくご紹介します。
新ダイビルの概要
はじめに新ダイビルの概要を見ていきましょう。
物件概要
住所 | 大阪府大阪市北区堂島浜1-2-1 |
竣工年月 | 2015年3月 |
構造 | S造、一部SRC造、RC造 |
規模 | 地上31階、地下2階、塔屋3階 |
敷地面積 | 8,426.76㎡ |
延床面積 | 77,388.49㎡(23,410坪) |
高さ | 148m |
駐車場 | 平面191台 |
交通アクセス | 京阪中之島線「大江橋」駅 徒歩2分 地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅 徒歩5分 JR東西線「北新地」駅 徒歩5分 |
受賞歴 | JHEP認証 最高ランク「AAA」取得 DBJ Green Building 認証 最高ランク「2014 five stars」取得 CASBEE 大阪みらい 最高ランク「S」取得 |
新ダイビルは、2015年に新しく建て替えられたオフィスビルで、働きやすい環境が整っています。
建て替え前の旧・新ダイビルは、1958年に日本を代表する建築家・村野藤吾が設計し、大阪のシンボルとして長年親しまれてきました。この旧ビルがテーマにしていた「自然環境との共生」を引き継ぎ、新ダイビルの敷地内には、多様な樹木や水景を楽しめる「堂島の杜」が設けられています。
さらに、敷地内の四隅には、旧ビルの名残である羊のオブジェも置かれています。これも一見の価値ありです。
新ダイビルは、JHEP認証 最高ランク「AAA」をはじめとする数々の賞を受賞しており、その点も大きな魅力です。
貸室概要
基準階面積(コア内貸室除く) | フロア貸仕様: 1,567.53㎡(474.2坪) 分割貸仕様: 1,466.88㎡(443.7坪) |
天井高 | 2,800mm |
OAフロア | 150mm |
エレベーター | 19基(高層用8基/低層用8基/地下2階~2階商業用1基/貨物・非常用2台) |
セキュリティ | 非接触ICカードによる入退室管理(24時間対応) |
床荷重 | 500kg/㎡(ヘビーデューティーゾーン1,000kg/㎡) |
空調設備 | 空調機各階9台(1フロア9分割対応) 温度制御エリアは57ゾーン(コア内貸室含む) |
付帯設備 | 自家発電設備 |
天井高が2,800mm、OAフロアが150mmある新ダイビルの設計は、一般的なオフィスよりも広々と感じられるゆとりある空間も魅力の一つですね。
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交通アクセス・周辺環境
新ダイビルがある堂島は、大阪の主要エリアの一つで、梅田や淀屋橋と並んで人気の場所です。
このエリアは、大手企業をはじめ、さまざまな業種のオフィスが集まっており、周辺には商業施設も多く、利便性が抜群です。飲食店もたくさんあり、ランチやディナーに困ることはありません。
交通アクセスも充実していて、京阪中之島線「大江橋」駅から徒歩2分、地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」駅、JR東西線「北新地」駅からも徒歩圏内です。
さらに、地下鉄やバスなどの主要な交通機関も利用可能で、大阪国際(伊丹)空港や関西国際空港へのシャトルバスも運行しています。全国どこへ行くにも便利な立地です。
新ダイビルオフィスの紹介
ここからは実際に建物の外観や室内環境を見ていきましょう。
外観
はじめに外観の紹介です。
新ダイビルのユニークなデザインの一つに、窓の外側に設置された柱と、石で覆われた大きな庇があります。
この石貼りの庇は、東西面で3.2m、南北面で1.8mのサイズがあり、太陽の光を上手にブロックしてくれます。その結果、オフィス内の無駄な空調利用を防ぎ、電気料金の節約が期待できます。また、環境負荷の低減にも貢献できるため、現代ビジネスのニーズにピッタリのビルといえます。
冒頭でも触れたように、新ダイビルは旧・新ダイビルがテーマとしていた「自然環境との共生」をしっかり継承しています。
現在の新ダイビルでは、旧ビルにあった屋上樹苑を地上に移し、約1,000坪の「堂島の杜」(上記写真)を敷地内に設置しています。この「堂島の杜」は、四季折々の自然を楽しめる場所として、多くの人々に親しまれています。
ムクノキ、エノキ、ケヤキ、モミジなど、たくさんの樹木がビルを囲んでいて、まるで都会の中のオアシスのようです。今の時代、サステナビリティや環境への配慮は重要なポイントなので、こうした取り組みはとても魅力的ですよね。
さらに、この「堂島の杜」はオフィスの利用者だけでなく、誰でも気軽に立ち寄れる憩いの場として公開されています。ちょっとした休憩やリフレッシュにぴったりの場所です。
多くの樹木が囲んでおり、リラックスできる雰囲気を醸し出しているのも魅力の一つといえますね。
敷地内には、旧ビルの名残である羊のオブジェもあります。このオフィスビルは、美術館のような雰囲気を感じさせてくれるので、訪れるたびに新しい発見があるかもしれません。
エントランスホール
次はエントランスホールを見てみましょう。
このエントランスホールは広々としたガラス張りの空間です。日中は、正面に広がる堂島の杜の木々から差し込む木漏れ日が柔らかな雰囲気を演出してくれます。
夜にはライトアップされた木々や水景が楽しめるので、出勤や帰宅の際にちょっとした贅沢な気分を味わえます。
エントランスを抜けると、オフィスロビーからもガラス越しに「堂島の杜」を眺めることができます。
雨の日には、まるで大自然の中にいるような不思議な体験ができるかもしれません。
こちらがエレベーターホールです。低層階用(4~19階)、高層階用(4・19~31階)にそれぞれ8基のエレベーターが設置されているため、待ち時間が少なくて済みます。これなら、朝の通勤ラッシュや急いでいるときでも、スムーズに移動できそうですね!
ランチタイムや会議の移動もスイスイ行けるので、ちょっとした時間の節約になり、仕事がはかどること間違いなしです。
貸室
貸室は無柱・整形空間で、天井高は2,800mmと広々とした設計です。大きな窓から自然光がたっぷり差し込み、さらに最新のLED照明が採用されているので、明るさの心配はありません。
新ダイビルにはダイビルシリーズの特徴である外柱が採用されています。外柱とは、柱を窓の外側に設ける工法で、これにより貸室内は広々とした無柱空間が実現できます。
柱が室内にある一般的なビルでは、柱や設備プレートがデッドスペースとなり、利用可能な面積が減ってしまうことがありますが、無柱・整形空間であればデッドスペースがほとんど無くなるんです!
室内に柱がないキレイな四角形の空間であれば、家具やオフィス機器の配置も自由自在になり、理想のオフィスレイアウトが実現しやすくなりますね。外柱を採用したオフィス、ちょっと働いてみたくなりませんか?
24階の貸室からの景色も見逃せません。堂島川が見えるだけでなく、他の高い建物も少ないので、広々とした空が広がります。こんなにも空が広く感じられる場所はなかなかありません。
仕事の合間に窓際に立って景色を眺めるだけで、気分転換になること間違いなしです。
お客様との商談時にも、この素晴らしい景色が背景にあるだけで、会話が一層弾みます。景色を眺めながら話すことで、リラックスした雰囲気が生まれ、自然と良い関係を築く手助けになる、なんてこともあるかもしれません。
また、高層階ならではの開放感は、働く人たちのモチベーションもぐっと上げてくれるはずです。こんな環境で働けるなんて、最高ですよね。
共用部(オフィスロビー・リフレッシュサロン)
4階の共用部には、緑化された壁面や観葉植物、緑のカーペットが施されたリフレッシュサロンがあります。屋外だけでなく、室内にも自然を取り入れたデザインは、まるでおしゃれなカフェにいるような感覚にさせてくれます。
カウンター席で外の景色を眺めながら新しいアイデアを練ったり、テーブル席で同僚と雑談したり、さまざまな使い方が可能です。
入居者は無料で利用できるスペースなので、ちょっと得した気分になりますね。使い方は自由自在です。ぜひ、自分だけのお気に入りの過ごし方を見つけてみてください!
4階にはカフェテリアや貸会議室もあります。
仕事の合間の休憩や、広めの会議室が必要な際などに、ぜひ活用してください。
非常用発電機による貸室への電源供給
新ダイビルは停電など非常時の電源供給に関しても、しっかり対策されているので、BCP対策を重視する企業にもおすすめです。
ビルの受電方式は3回線スポットネットワーク方式を採用していて、どこかで断線が起きても対応しやすくなっています。
万が一の停電時には、ビルに設置されている非常用発電機に接続することで、貸室内に15VA/㎡分の電源供給が可能です。各階のEPSまでは非常用幹線が敷設されていますが、接続はオプションとなっているため、重要な電源系統につなげるようにしましょう。
また、テナント専用の発電機を設置できるスペースも確保されており、二重の対策を講じることも可能です。
まとめ
新ダイビルは、抜群の立地条件に加えて、無柱・整形空間の使いやすさが魅力のオフィスビルです。さらに非常時の電源供給対策も万全なので、安心して働くことができます。
環境への配慮も徹底されており、サステナビリティを重視する企業にとって理想的な場所です。敷地内には「堂島の杜」や羊の像など、旧ビルの魅力をしっかりと受け継いだポイントがたくさんあり、歴史や芸術に興味がある方にも楽しめる空間となっています。
ここで働くと、毎日美しい緑に囲まれた環境で、心地よく仕事ができることでしょう。オフィスの窓から見える堂島川や広々とした空は、日々のストレスを忘れさせてくれるはずです。お昼休みには近くのカフェやレストランでリフレッシュし、仕事帰りにはショッピングや飲み会も楽しめる、充実した生活になるかもしれませんね。
大阪の中心地でオフィス移転を検討している方は、ぜひ一度新ダイビルを訪れてみてください!
【360°VRツアー】
新ダイビルの周辺施設
【ホテル】
ザ・リッツ・カールトン大阪
【住所】
〒530-0000 大阪府大阪市北区梅田2-5-25
【美術館】
大阪中之島美術館
【住所】
〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-3-1
【番外編】新ダイビル周辺ランチ情報5選
シナジー(Synergy)
アートのように美しい、シナジーのカラフルなスパイスカレー
大阪でカレーといえばスパイスカレーと言っても過言ではありません。こちらの『シナジー』さんは食べログ百名店に連続で選ばれているスパイスカレーの名店です。売切れ次第終了になる日もあります。
さまざまなスパイスが織りなす相乗効果で心と体の両方で味わえるスパイスカレーが魅力です。食べると元気が湧いてくる感じがします。ピリ辛のフライドオニオンをトッピングしたスパイス玉子も絶品です。さらに現代アートのような美しい盛り付けも素敵です。
【お店】
シナジー(Synergy)
【住所】
大阪府大阪市北区堂島1丁目5-35 堂島レジャービル 2F
【定休日】
土日祝
【アクセス】
JR東西線 「北新地」駅より徒歩3分
シャンパン食堂
また訪れたい。美味しいメインと絶品キッシュ
こちらは、可愛らしくおしゃれな雰囲気のお店『シャンパン食堂』さんです。ビストロランチは、AとBの2種類のメインディッシュから選べ、前菜かスープの選択が可能です。
メインはもちろん付け合わせの野菜や前菜のキッシュやバケットも美味しくとても満足できます。定期的に訪れたいお店です。
【お店】
シャンパン食堂
【住所】
大阪府大阪市北区堂島1-3-20 阪口ビルB1
【定休日】
日・祝日
【アクセス】
大阪メトロ 四つ橋線 「西梅田」駅より徒歩4分
中華そば ひふみ
一口で広がる、絶品スープのとろみ
こちらは『中華そば ひふみ』さんです。まず美しいビジュアルに感動します。具材のメンマ、チャーシュー、煮卵がどんぶりの中で立体的に配置され迫力を感じます。
細めの麺を口に運ぶと、とろみのあるスープが良く絡み口当たりが滑らかで、絶妙な味わいが広がります。麺の食感も程よく、濃厚なスープとの相性が抜群でやみつきになること間違いありません。
【お店】
中華そば ひふみ
【住所】
大阪府大阪市北区曾根崎新地1-6-28
【定休日】
土日祝
【アクセス】
JR東西線 「北新地」駅より徒歩3分
タリーズ コーヒー 堂島新藤田ビル店
安定のタリーズコーヒーで、最高のパフォーマンスを
こちらのお店はオフィスビルの1階にある『タリーズ コーヒー 』さんです。天井が高く、開放感がとても心地よいカフェです。広々とした空間で、ゆったりとした時間を過ごせるのが魅力です。Wi-Fiや充電スポットも完備されているので近隣のオフィスワーカーさんに人気があります。スマホの電池が少なくなった時にも安心して利用できます。
【お店】
タリーズ コーヒー 堂島新藤田ビル店
【住所】
大阪府大阪市北区堂島2-4-27 新藤田ビル1F
【定休日】
土日祝
【アクセス】
京阪電気鉄道中之島線「渡辺橋」駅より徒歩6分
ドトールコーヒーショップ ドーチカ店
モーニングと快適な作業環境。ドトールで、朝から充実を
こちらは『ドトールコーヒーショップ ドーチカ店』さんです。広々とした店内にはカウンター席が並んでおり、おひとりさまでの利用が多い印象で静かな雰囲気が漂います。
全席禁煙で、Wi-Fiや電源も完備されているのでパソコン作業もサクサク進みます。平日は朝7:00からオープンしていますので、出勤前の資料整理やモーニングの利用にも大変便利です。
【お店】
ドトールコーヒーショップ ドーチカ店
【住所】
大阪府大阪市北区堂島1 ドージマ地下センター
【定休日】
無休
【アクセス】
大阪メトロ 四つ橋線 「西梅田」駅より徒歩3分
※営業時間は各店舗にご確認ください。